ネズミ駆除を専門業者に依頼する前に、予備知識があると業者選びや駆除を決断する助けになります。
良い業者に巡り合える可能性もあがり、駆除後の満足度も高くなると思います。

まずは、ネズミ駆除業者はいったい何をしてくれるのか?をご紹介します。

ネズミ駆除業者は何をしてくれるの?

ネズミ駆除業者に依頼する方の8割は、初めて依頼する方です。ネズミ駆除業者は何をしてくれるのか?あまり具体的にイメージできないと思います。

まずは、ネズミ駆除業者に初めて相談した場合の流れをご紹介していきます。

1、ネズミ駆除業者に連絡

まずはネズミ駆除業者に連絡してみましょう。直接電話すると受付の方に状況説明し、専門担当にも説明する2度手間になることが多いので、お問い合わせフォームから入れると折り返し担当者と直接話ができてスムーズです。

2、現地調査

ネズミ駆除の第一歩は、現地調査からです。建物の外周を確認し、ネズミの侵入口をチェックします。室内では、ネズミの生息・種類・被害状況を確認し、ネズミの侵入ルートをチェック。ネズミの捕獲・追い出し方法や、侵入口の封鎖箇所を見極めていきます。

3、見積書の作成

現地調査の内容を元に、ネズミ駆除にかかる作業と費用の見積書を作成します。ネズミ被害の程度、建物の大きさや築年数・経年劣化具合、ネズミ侵入口を封鎖する箇所によって見積金額が決まります。ここまでは無料で行ってくれます。

4、ネズミ駆除の依頼の連絡

見積書をもらってからは、駆除をお願いするかどうかは依頼主の判断です。優良な駆除業者ほど、見積書を提出後は、業者から連絡がありません。依頼主からの連絡があれば即座に対応してくれます。見積書提出後、頻繁に連絡が来る業者は要注意です。ノルマがある業者や、仕事が少なく困っている業者の可能性も。

5、ネズミ駆除作業開始

依頼主からの連絡で最終的な契約が決まり、ネズミ駆除作業が開始となります。まずはネズミの捕獲、追い出し作業からとなります。落ち着いた頃に、ネズミ侵入口の封鎖工事をしていく流れが一般的です。ネズミが巣を作っていた場所などは、消臭・消毒作業を行うこともあります。

6、ネズミ駆除完了

全てのネズミ捕獲・追い出しが完了し、侵入口も全て封鎖した段階で、数日様子を見て完了となります。作業開始から完了まで大体1ヶ月3~4回の訪問が一般的です。状況によっては2ヶ月以上かかることもあります。作業完了した日から1~3年間の保証がつく業者もあります。保証があれば再発した場合に無償で対応してくれますので安心です。

ネズミ駆除業者が行う作業

ネズミ駆除業者は大きく2つの作業を行います。

  • 今いるネズミを捕獲、追い出し作業をする
  • ネズミが侵入する出入口を塞ぐ

今いるネズミを捕獲、追い出し作業をする

ネズミを捕獲するために、プロ用の粘着シートをネズミが生息する箇所に敷き詰めていきます。数枚ということはなく、20~50枚一気に敷いていくのが特徴です。

ネズミを追い出しする作業としては、ネズミの嫌がる匂いのスプレーを噴霧する「忌避剤スプレー」やネズミ用の毒エサの「殺鼠剤」を使います。

ネズミ駆除業者によって使う薬剤は様々ですし、ネズミの生息・被害状況によって臨機応変に使い分けていきます。

実際にご自身でやってみて分かることですが、ホームセンターやドラッグストアーで殺鼠剤や粘着シートを買ってきて、駆除をしてみても、全く効果がない場合がほとんどです。

ネズミは大変賢いため、殺鼠剤をただ置いただけでは簡単には食べません。粘着シートも警戒して避けて歩いたり、ジャンプして飛び越えてしまいます。

ネズミの生態を熟知した10年以上の経験あるプロでさえ、数日から1ヶ月かけて完了するほど、ネズミ駆除は非常に難しいもので、技術力が試されるところです。

ネズミが侵入する出入口を塞ぐ

ネズミの侵入口を塞ぐ作業を「防鼠工事(ぼうそこうじ)」や「閉塞工事」と言います。

ネズミがかじって穴を開けた場合だけでなく、建物の構造上で開いている穴や隙間も多くあります。わずか2cmの隙間でもネズミの頭さえ入ってしまえば、侵入できてしまいます。

こうした隙間や穴を1つ1つ見つけては封鎖する作業を行っていきます。

封鎖する箇所によって使用する資材を変えたり、切ったり、変形させて閉塞していきます。床下通気口や換気扇など通風の妨げにならないようなパンチングメタルと呼ばれる穴の開いた硬い資材を使用したり、プロ用の金網を隙間に埋め込んだりしながらネズミの出入口を封鎖していきます。

パンチングメタルや金網以外でも、コーキング剤や鉄板を使用したり、サイズに合わせて大工工事のような作業を行ったりもします。

このような作業は一見、一般の方でもできそうな内容ですが、見た目もキレイにもするため、業者でも、数時間から数日かかる手間のかかる作業で、経験値によるところが多く技術力が必要な作業です。

【参考】ネズミ駆除業者が使用するネズミ対策の材料

ネズミ駆除業者の保証

ネズミ侵入口を封鎖し、ネズミ駆除が粘着シートにも捕まっておらず、殺鼠剤を食べた形跡も無いようですとネズミ駆除が完了となります。完了した日から保証期間の開始となります。

保証期間は業者によってマチマチで、全く無いという業者から3年間という長期保証する業者までいます。

保証は絶対につけるようにしてください。ネズミはプロが作業を行っても再発する可能性が高い動物です。

保証期間中にネズミが再度侵入してきたという場合には、ネズミの追い出しと侵入した箇所の封鎖工事を無償で行ってくれます。

保証について注意すべき点があります。それは「保証対象外」と言われてしまうケースです。
保証対象外というケースは大きく2つあります。

  • エアコンを設置したり、家をリフォームした場合
  • 封鎖箇所以外は元から保証対象外だった場合

エアコンを設置したり、家をリフォームした場合

ネズミ駆除後に、エアコンを設置しますとエアコンホースの中やホース導入部の周りの隙間からネズミが侵入してしまうことがあります。また、家をリフォームしますと、ネズミが入れるほどの隙間ができたりします。

ネズミが侵入できる隙間を全て塞いでいますので、新たに依頼主の意向で作られてしまったネズミ侵入口は、ネズミ再発の対象外となる場合がほとんどです。

また、地震などの天災や建物の一部を壊してしまった人災なども保証対象外となります。

業者が施工した箇所以外は元から保証対象外だった場合

これはネズミ駆除業者と契約する際によく注意すべき点です。

保証があると言いながらも、その保証の範囲は、駆除業者が施工した箇所のみという場合があります。

ネズミが新たに穴を開けて入ってきた場合は、保証対象外と言われて別途料金がかかったり追加料金が発生してしまうケースがあります。

ネズミは帰巣本能が強い動物のため、コンクリートでもかじって穴を広げて入ってこようとします。

契約前の確認時に、もし施工箇所以外からネズミが侵入した場合は保証対象外だと言われたら別の業者にも見積もりを取るようにした方が無難です。

保証期間の長さなどに惑わされずに、保証範囲がどこまでなのか確認しておくことが大切です。

できれば施工箇所以外も再発保証をする「建物全体保証」をしてくれる業者に依頼するようにしましょう。当サイトに参加している駆除業者は、基本的に全業者が「建物全体保証」をしている業者です。

【参考】ネズミ駆除の保証と保証範囲について

ネズミ駆除を業者に依頼する前の予備知識

下記ネズミ駆除の予備知識もご覧いただくと駆除業者に依頼すべきか判断ががつくと思います。
ネズミ駆除業者の本音が聞けます。是非ご覧ください。

ネズミは自分で駆除?業者に依頼?その見極め方

ネズミ駆除の費用について

ネズミ駆除業者が使用するネズミ対策の材料

ネズミ駆除業者に依頼するメリットとデメリット

ネズミ駆除業者の選び方

ネズミ駆除後の保証と保証範囲について