家の中にネズミが入ってくるということは、どこかにネズミが入れる侵入口があるはずです。
ネズミは一体どこから屋内に入ってくるのでしょうか。

家をざっと見回してみても、そんなに大きな穴は開いていない様に見えますよね?
しかし実際は、2cm程の大きさの穴が開いていれば大人のネズミでも十分通れてしまいます。

ネズミ駆除の仕事をしていると、ネズミの侵入経路はすぐにわかります。
ネズミ駆除の専門家が詳しく解説いたします。

ネズミはどこから入ってくる?の記事を監修したネズミ駆除専門家

この記事を監修したネズミ駆除専門家

株式会社マウス&バスターズ東京代表:
畠山 達哉

ネズミ侵入調査の達人
関東1都3県を対応するネズミ駆除業者
ネズミ完全駆除わずか2日で終わらせ、
3年間の保証をつけるネズミ駆除のエキスパート

ネズミの侵入ポイントー屋外編ー

ネズミは外からやってきます。
ネズミ侵入口を探すポイントは、まず家の外周からです。

目で見てわかる隙間と、指で触ってみないとわからない隙間があります。

また、触ったり、軽く叩いてみたりして、劣化していないかも確認してください。
劣化しているとネズミの強力な歯で、簡単に穴を開けられてしまいます。

床下通風口

ネズミの侵入で最もリスクが高いと言ってもいいのがこの床下通風口です。
最近の住宅では、基礎の種類等によって大きな通風口がない場合もありますが、まだまだ床下通風口からのネズミ侵入ケースは多いのが現状です。また、今は特に問題なくても経年劣化による錆び等により通風口が外れてしまったりする事もありますので気をつけましょう。

基礎部分の隙間(壁水切り部も含む)

基礎部分に開いた穴や隙間からのネズミの侵入もよくあるケースです。壁水切り部はパッと見ただけでは穴が開いていてもわかりません。鏡で水切り部の裏側を映したり、指で触った感触で隙間が発見される事もあります。築年数の経過しているお家ほど、指がすっぽりと入ってしまうほどの隙間が空いています。

配管の引き込み口

ガスの配管引き込み口も隙間が開きやすい部分です。丸い配管の引き込み口が四角く切られていて、大きな隙間になっているケースもあります。また、ガス給湯器の裏などに鉄板が貼ってある場合は、そこに隙間が開いていないかもチェックしてみましょう。

雨戸の戸袋

雨戸の戸袋は、内側の壁に穴が開いている場合があります。そうするとネズミは手を入れる部分から侵入し、戸袋の内側の穴を通って屋内に侵入してしまいます。
雨戸袋の中は壁がない場合も多く、そのまま建物の中にネズミが侵入できてしまいます。

換気扇

昔ながらの換気扇は、スイッチを入れるとシャッターが開いて換気扇が回り、スイッチを切るとシャッター閉じるタイプのものです。このタイプの換気扇で、故障などしていると、スイッチを切ってもシャッターが閉まらなくなり、そこからネズミが侵入している場合があります。

ネズミの侵入ポイントー室内編ー

外からやってきたネズミは天井裏や壁の中で止まっていることが多いのですが、だんだん慣れてくると室内にも姿を表したり、台所の食材をかじったりします。

ネズミはどのようにして室内に入り込んでくるのでしょうか?
室内への侵入ポイントを解説します。

水回りの配管

水回りの配管は、一見隙間が無いように見えても化粧板を外すとその下に大きな隙間が開いていることが多いです。特にキッチンの流し台は水道管・ガス管・排水管が屋外から入ってくる場所なので大きな隙間が開いている確率がより高く、ネズミの侵入も多い箇所です。

エアコンの配管穴

エアコンの配管穴もネズミ侵入ポイントです。配管穴は本体裏に隠れている場合が多いので、エアコン本体が浮いて隙間ができていないか確認しましょう。エアコンの横に配管がある場合は、きちんと化粧カバーで覆われているか、割れたり隙間がないか確認してください。化粧カバーがない場合は、配管周りをパテで隙間が埋まっているかチェックです。また、使っていないエアコンの配管穴がある場合、蓋がゆるんだりしていないか確認しましょう。

玄関の上がり框

上がり框も一見隙間がわからないのですが、框の奥に隙間が空いていてネズミが侵入してくるというパターンがしばしばあります。上がり框の下に靴を入れられるような空間がある場合はライトで照らしてチェックしてみてください。

配電盤

配電盤の中も見逃してしまいがちですが、ネズミ駆除業者なら必ずチェックする場所です。しかし、ここをうかつに触ってしまうと漏電の原因になりかねませんので、チェックする場合は目視で確認するに留めましょう。壁の中から配線が引き出されていますが、大抵は大きな隙間が空きっぱなしになっているため、壁の中からネズミが室内に入り込むポイントとなります。

和室の長押

和室の長押を上から見たことがないという人がほとんどではないでしょうか?長押は下から見ると化粧板で覆われているため、普段は見えませんが、実は長押の内側が隙間だらけだった!ということがあります。もちろんネズミの侵入口となります。屋内は一見隙間が見えないけれど実は…という箇所が特に多いので、注意が必要です。

いかがでしたか?
屋外と屋内、特に侵入口になり得る場所を5箇所ずつご紹介しましたが、他にもネズミが侵入してくる可能性のある場所は沢山あります。

上にあげた侵入口をご自身でチェックしていただいて、ホームセンターなどで手に入る金網やステンレスたわし等で隙間を簡易的に塞げば、一時的とはいえ侵入封鎖として有効です。まずは自分で試したいという方は是非チェックしてみてくださいね。

もちろん、私たちプロにご依頼いただければネズミの侵入口を徹底調査し、ネズミ駆除・侵入封鎖までしっかりと施工いたします。

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他にもネズミ駆除に役立つ知識をプロのネズミ駆除業者が教えていますので、ページ下の関連記事のリンクよりご参照ください。
時間が経つとネズミはどんどん被害が広がりまわりご近所にも迷惑が掛かります。できるだけ早く対処するか、プロの駆除業者にご相談することも検討ください。

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